この記事は、「適応障害・繊細さもあって就活がしんどい/正社員が怖い」という人向けに書いています
みなさんこんにちは、はれるやです☀️
皆様は学生時代に就活はしましたでしょうか。(あるいは今就活中でしょうか)
私も就職活動はしましたが、
- YG性格検査ではE型、適職診断では必ずと言っていいほど”芸術家タイプ”
- 自分に自信が無さすぎて自分を売り込めない、面接前は酷い吐き気
- 小学生の時からずっと、笑えんくらいにやりたいことが無い
- 昔からサラリーマンとして会社で仕事をしながら生きていく姿が想像できない
- 幼い頃から親や先生、友達、同級生、先輩、上司に“こんなんじゃ社会(転職先)じゃやっていけないよ”と散々言われまくった
- 疲れやすく、年休130日でも少ない(休みを自由に取りたい)
そして最大の理由は
- 週5日×8時間働くなんて無理!!!
・・・などと言った要素・理由から、ほとんどやってませんでした。
ちなみに当時やっていたアルバイトの仕事が接客系。
ド内向な私は、3時間やっただけでも疲労困憊でした。マルチタスクも多く、覚えることが沢山あり、よりいっそう向いてない仕事でした。(ちなみに夏休み期間中の8月に、頑張って月17日入っていたけど、最後の方はなんだからイラつきやすくなり、ミスも増えてた)
「じゃあなんで続けてたんだよ」と言うと、ほかのバイト経験が殆ど無く、
- どういう仕事が向いてて
- どういう仕事が向いていないのか
が分からなかったのが大きいデス😭
あと仲の良い大学の先輩もいたし、人間関係は悪くなかったので、これ以上人間関係の悪い職場へ行きたくないと感じていた部分もありました。
今やっている仕事がいちばん向いていると思い込んでいたわけです。
まあ、その向いていると思い込んでいた仕事で短時間でも疲れてしまう私は週5×8時間も働ける気がしなかったわけです。
ちなみにエントリーしたのはわずか2社。そしてどちらも不採用→就活うつ→終了
お金に関しては、親族からの卒業祝い金と、学生時代貯めてたバイト代、あと両親が今まで貯金しててくれてたお年玉があったお陰で何とかなりました。
そもそも、繊細・適応障害に週5フルタイムはかなりハードモード
まず、「みんなが当たり前にフルタイムで働けている=自分も出来る」とは限りません。
年休120日として、年に約245日くらいは朝早くアラームに叩き起され、満員電車や渋滞に疲弊しながら何とか職場にたどり着き、そこから8時間+α労働。
適応障害経験のある人は元々めちゃめちゃ真面目な人です。必要以上にプレッシャーやストレスを感じやすいので、責任のある立場で失敗をしてしまうと長期間引き摺りやすい傾向にあります。
また、正社員は非正規に比べて辞めるハードルが高いし、部署によっては環境変化やマルチタスクが多いです。
入社・転勤した会社でいじめを受けたら…職場に合わない人がいたら…ほぼ毎日怒鳴られるような所だったら…と必要以上に悩んでしまい、余計にストレスを感じることも。
就活・転職サイトでは正社員を激推ししてるが…
就活サイトでは、どこも
- 一生フリーターはヤバい!
- 正社員で働くことを強く推奨!
と書かれてあります。「やっぱり正社員でフルタイム働かないといけないのか…」と思ってしまいがちですが、
サイト運営側の「ビジネスモデル」だからそう書かれているのです。
運営はそれらのサイトを経由して正社員として入社させることによって報酬を得ているので、
“派遣やフリーター・フリーランスでも良いんですよ!”
なんて書いたら1円にもならんわけです。
そして下手に「自由な生き方もいいよ」と勧めて、将来誰かが困ったときに責任を取れないのでそう書くしかない、というのもあります。

世間で言う正解が、自分の正解とは限らないワケ。
じゃあ適応障害経験・繊細な人はフルタイムで働けないのか
フルタイムできないなら一生ギリギリで暮らしていかなきゃ行けないの!?
結論:フルタイムは出来ます(私の場合はフリーターでだけど)
何なら一時期 週5×10時間働いていたこともあります。
その時働いていたのは食品加工工場。
接客は無く、黙々作業であるところが超ド内向な私に合っていたので長時間働けていたんだと思います。
あとは運動を週間にしていたので体力もありました。
シフトも自由シフトだったため、
- 完全週休二日
- 月に1回3連休をとる
- お盆やGWといったシーズンを外して旅行・帰省
という働き方をしていました。
正社員・派遣・アルバイト問わず働き方が自分に合っていれば週5フルタイムで働くことも可能です(もちろん人による)
フリーター・派遣など時給制の仕事に就いた時は?
いくらあれば生きていけるかを計算する
めちゃくちゃベタですが
- 固定費(家賃・光熱費・通信・保険・分割払い…等)
- 変動費(食費・日用品・交通費…等)
- お小遣い
これらを合わせた金額を作るにはどれくらい働けば良いか自分の“最低限ライン”を導き出してみましょう。
これから一人暮らしを始めるので(あるいは始めたばっかりで)どれくらい使ってるのかわからん、という場合は一人暮らしの生活費の平均値を参考にしてみましょう。
そして空いた時間(目安は35~40時間から実際に働いている時間を引いた時間)で副業、できれば在宅でできるものにチャレンジすると良いです。
- noteなどのブログ
- ハンドメイド
- 動画編集
これらは最初は稼げないのが当たり前ですが、1年2年・・・と続けていけば本業以上に収入が得られるかもしれません。大事なのは収入がなくても、みてくれる人がいなくても諦めずにやり続けることです!
手早くお金を手に入れて自信をつけたいならランサーズやクラウドワークスでお仕事を探して受注するのもありです。

未経験で動画編集するなら、インスタの非公開アカウントでテストリールを作ってみて”なんちゃってインフルエンサー”から初めてみるのも良さそう。
私の場合は・・・
そのようなきっちりとした管理はズボラな私には出来そうにないので
- (社会人になってから親の仕送りが無くなるので)働く時間によって生活出来る出来ないかがかかっている、という危機感をエンジンにとりあえず週30時間働く(お金の危機感はバカにできない)
- 空いた時間でジムに通って稼ぐための体力をつける
- 学生時代とは桁違いの給料の額に歓喜する
- 2ヶ月目からは休んだ人の代行に出てみる(自分が休みの日に代行に出るのではなく、シフトの上がり時間を延長という形で)
少し体力に余裕がありそうという人は、無理のない範囲でフルタイムに近い時間働いて生活防衛資金を貯めてから先ほどの働き方にシフトして行くと良いです。
生活防衛防衛資金とは、故障した家電の買い替え代、病気や怪我で働けなくなった時の生活費など何かあった時に使えるお金のことです。
最低でも生活費3ヶ月分は貯めておくと良いかも。
それでもやっぱ正社員に挑戦したいなら
就活で“無理しないため”に知っておきたい選択肢
就労移行支援・メンタル不調向けの就職支援サービスを利用する
障害者手帳を持っていれば、就労移行支援サービスが利用できます。
「ガチの正社員」というより「配慮ある職場」「短時間勤務」「障害者採用」を一緒に探してくれます。
まずは担当の方とプライバシーの守られた場所(個室とか)でカウンセリングをじっくり行ないます。そして、自分のペースに合わせて、就職するためのスキル(ビジネスマナーや面接対策、自分の長所や得意など)を座学や実習を通して身につけていきます。
利用者も何かしらの障害・生きづらさを抱えている人たちなので、「就職に対して困難を感じているのは自分だけではないんだ」と安心できるかもしれません。
注意点としては、無職でないと利用できないという点です。(アルバイトでもダメ。学生の場合は条件あり)
実家暮らしか、生活保護を受けているか、しばらくは働かなくても生活できるくらいの十分な貯金(半年~最長2年分くらい)がないと難しいかも。
「いきなり総合職正社員」じゃなく、契約社員・時短正社員など、段階付きの働き方もアリ
正社員というとどうしても週5フルで働かないといけないと思われがちですが、最近は週3~4日のみの勤務だったり、時短勤務OKの求人も増えてきました。
週3日正社員として働いて、週2日はフリーランスとして働いている人もいるくらいです。
業界としては
- 医療・介護・福祉
- IT・クリエイティブ(主にベンチャー)
に多い印象です。
あとはいきなり正社員を目指さずに、社員登用ありの職場にまずアルバイトとして応募してみて、仕事や環境が自分に合っていれば社員にステップアップ、という選択肢もありです。
仕事内容や人間関係がある程度分かっている状態で始める正社員ほど安心なものはありません。

強くてニューゲーム、的なやつ
職業適性検査を受けてみる
厚生労働省によって開発された職業適性検査「GATB」というものを知っていますか?
「職業適性検査」と言っても、ネットに転がってるような”心理テストのような物”ではありません。
定められた時間の中で、簡単な計算問題や間違い探し、器具を用いたちょっとした作業の繰り返しなどといったテストを行うことで、自分の持っている9つの能力、適正のある仕事が分かります。
9つの能力とは
- 知的能力
- 言語能力
- 数理能力
- 書記的知覚
- 空間判断力
- 形態知覚
- 運動共応
- 手先の器用さ
- 手腕の器用さ
のことです。
結果表には、適正のある職業・ちょいと厳しめな職業がリストみたいな形でバーーーっと出てきます。中には「こんな仕事始めて知った!」「これは全く選択肢になかった」というのがあるので視野も自然と広がってきます。
自分の興味・性格と照らし合わせて、「これは面白そう」「頑張れば自分も活躍できそう」な仕事が見つかるかもしれません。
約1時間半かけて行われるかなり本格的なテストです。
しかも無料。
受けたい場合はハローワークで求職登録をし、窓口にて事前予約をする必要があります。
就活できていない自分を責めている人へ伝えたいこと
就活ができない=サボり・詰み」ではない
まず、「就活ができない=サボり・詰み」ではありません。
自分の過去や気質、体調と合わない”無理ゲー”設定かもしれません。
みんな(周り)が当たり前にできていることが必ずしも自分にできるとは限らないのです。
就活以外にも他の人は当たり前にできているのに自分はなかなか出来ないことだってあると思います。
ちなみに私は
- 30歳手前といういい歳こいて、スノーボードのはじめて教室でレッスン中にあまりにも怖すぎて泣く(周りはなんとかついて行けてるのに)
- 中高生の長期休暇の課題をほとんど出さない(授業について行けなかったのでそもそも解けない)
- 身だしなみに気を遣う思春期だというのにシャンプーキャンセル界隈(3~4日に1回、ひどい時は1週間に1回とか。今は毎日してるよ!)
- 中高大含め、幽霊部員がほとんどいない部活にほとんど行かない(顧問や部員からは呆れられる)
- 正社員歴はわずか半年
- 30歳手前といういい歳こいて、学生アルバイトからバカでかい声で「主体性がない」と叱られる(“主体性”は社会人に必要不可欠な能力でっせ!しかもそれを学生に指摘されるたァ相当社不でっせ!!)
・・・などなど

枚挙に暇がありませんわねぇ
私の場合はそれが「就活・集団行動・思春期の身だしなみ・勉強・スピードが出て怪我のリスクのあるもの」等だったわけです。
芸術家タイプは”オリジナルの生き方”という作品を創造せよ
転職・就職サイトにある適職診断で「芸術家タイプ」と診断された方も少なくないでしょう。
(そのような適職診断なんて”あくまでご参考程度に”みたいなモンですが)
そしてネットには
芸術家タイプ=社会不適合者
という風潮があります。
もちろん、イラストを描いたり作曲がしたい人は副業として始めてみるのもいいですが、そんなモン出来ないor興味ないよって人はどうすれば良いか。
「自分オリジナルの生き方(稼ぎ方)」を創っていくしかないのです。
芸術家タイプの人は、「良い大学に入って企業に正社員として入社してそこで定年まで働く」というテンプレな生き方があっていない可能性が高いです。
なのでそのような生き方は一旦忘れて、非正規・自営業オンリーまたはその両方で、
そして自営業するなら
- 自分にはどんな才能が眠っていそう?
- どのような仕事ならそれを活かして稼いでいけそう?
- 1日の働く時間と自分の時間の配分は?
- 理想的な休み日数は?自分に適した休み方は?
という感じで、芸術家のように”生き方”を0から構想・創造していく方が生きやすくなる可能性が高いです。
就活でメンタルダウンしそうな時は一旦やめる
まずメンタルが落ちている状態では適切な判断ができません。
早くこの状況から脱したい思いで、適当に内定の出た企業に入社してしまうと、そこは超ドブラックな企業でしたーなんてことになりかねません。
まっじでそのような状況に陥っている最中に、今後の人生に関わる判断をしないでください。
焦る気持ちは分かりますが、落ち着くまで一旦そこから離れましょう。
そこから本当に自分は正社員として働きたいのか、そして非正規ではなく正社員として働きたい理由を考えてから再トライしてみましょう。

もちろん、「将来マイホームや憧れの車をローンで買いたい」「ボーナスで旅行を楽しみたい」「やりたい仕事がそもそも正社員前提の専門職」など自分軸前提の理由でね。
その上でやっぱり正社員が良いのであれば、前述した「無理しないための選択肢」を試してみると良いかもしれません。
おわりに
就活の波に乗れなかったり、正社員にどうしても踏み切れなかったりすると、「自分だけ社会から外れている気がする」と不安になります。
でも実際は、「みんなと同じフルタイム正社員ルート」がたまたま自分の仕様に合っていなかっただけ、というパターンもあります。
正社員になること自体がゴールではなくて、自分のメンタルと体力を守りながら、生きていける形を作ることがゴールのはずです。
そのために、フリーターでも派遣でも、在宅でも、自営業でも、組み合わせでもいい。
就活で一度メンタルをやられてしまった人ほど、「世間体ルート」ではなく、自分のペースで働けるオリジナルのルートを作っていいと私は思っています。


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